Insta360 ONE X 手放しました
前回のレビューのあと、またInsta360 ONE Xを持ち出して家族でお出かけを撮影しました。
起動時間は遅いしバッテリーは保ちませんが、モバイルバッテリーを駆使する等の工夫があれば、安定性はGoProより上ですね。
で、今回のお出かけではLogモードで撮影を行い、ダイナミックレンジをかせいでみました。
360°画像をLUTを当てずにHD画像に切り出したあと、iPad Pro 11インチ上でLUTを当てて、色味を調整します。
そのために購入したのが「Luma Fusion」というアプリ。
¥2,500円で安くはないですが、iPad Pro 11インチのCPUパワーもあってサクサク動画編集できるおすすめのアプリです。
で、Luma FusionでInsta360 ONE Xの動画をインポートして「FiLic deFlat」を当てたあと、「UnSharp1」。
これで大抵の人は満足できるんじゃないでしょうか。
白飛びした空の色もちゃんと戻ってきます。
ですが、音の方はどうにもならない感じ。
前にも書きましたが録音レベル自体が低い上にノイズの入り方がバラバラです。
シーンごとに音の調整が必要で、調整したところで満足な音質にもなりません。
特に子供がいない人なんかは音声別撮りで問題ないんでしょうが、子連れの場合は操作する機器は一つで精一杯。
そしてやはり子供の動画って子供の声も大事な要素なんです。
本音をいえばGoProと2台運用できれば良いのですが、先程書いたように操作できる機器は1つだけ。
というわけであとの編集作業がほとんどいらないGoProを残すことにしました。
水辺に行ったときもGoProなら安心ですしね。
結構便利なんですけどね
今回は残念なことになりましたが、いろんなことが勉強できました。
LUTの当て方、Luma Fusionの使い方、暗所撮影のコツ・・・
そして改めてGoPro HERO7 Blackのトータルバランスの良さ・基本性能の高さに驚きました。
本当にInsta360 ONE Xでしか撮れない映像があるんで、マイクが改善されたInsta360 ONE X2が出るなら買いたいと思います。
音声が必要ない人や音声が別撮りできる人はInsta360 ONE Xはぜひ一度試してほしいです。
新しい世界が開けると思いますよ!
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