PowerShot G1 X Mark III用のオートレンズキャップを改造してみました
やっと出ましたね。
G1 X Mark III用のオートレンズキャップ。
JJCっていう中国のメーカーが作っているみたいです。
こちらの記事でも書いてますが、X-Cap2はキャップの開閉が手動なので片手で操作できません。
こちらはレンズでふたを押し開けるので電源ONで自動的にキャップが開きます。
早速購入したので、つけてみた姿がこちら。
フィット感・操作ともに問題ありませんが、
1.思いのほかキャップが大きく、全体の厚みが増える
2.キャップとレンズがすれるので、プラスチックをこする音がする
3.キャップが分厚いので、テーブルに置いたとき、底面ではなく、キャップで接地する→レンズ部に負荷がかかるかも?
といった問題があります。
まず1番の問題ですが、レンズむき出しの状態でアイカップから測定した奥行きは61mm。
X-Cap2を装着した場合の奥行きは67mm。
対してオートレンズキャップの場合は74mm。
とかなり厚みが増してしまいます。
3番の問題はオートレンズキャップがかなり肉厚なので起こる問題で、レンズキャップの下側がカメラの底面より出っ張っています。
2番は機構・構造上どうしようもないですね。
とりあえず現状ではあまりにも分厚くなりすぎるので、1番の問題を解決すべく、オートレンズキャップを改造します。
まずは全長を短くするため、5mm寸詰めします。
面倒くさいのでヒートカッターで溶断しました。
「ACL-G1XM3」のロゴがなくなっていますね。
このままだと裏のリブが邪魔でレンズにつけれないのでリューターでがりがりリブを削ります。
裏側なので適当です。
全行程で1時間ほど。
で、装着すると奥行きは68mm。
改造によって6mm程度奥行きが小さくなり、X-Cap2に比べても1㎜増しで自動開閉ができることになりました。
3番の問題についてはカメラの底上げをするくらいしか解決方法がありません。
ぜひJJCさんにはフィルターはつけれなくなるが全長が半分で肉厚を薄くしたコンパクトタイプの自動開閉キャップを作ってほしいですね。
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